BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
キヅナツキ「ギヴン」4巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
切なくも胸が熱くなる青春群像劇ものが好きな人
バンドものBLが人
アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
2020年に劇場アニメ化を控えている話題作を読みたい人
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ギヴン『カップリング』
ドラム(大学生) × ベース(大学生)
ギヴン『BLジャンル』
学園
同級生
制服
強気攻め(立夏)
黒髪攻め(立夏)
天然受け(真冬)
男前攻め(秋彦)
健気受け(春樹)
青春
バンド
切ない
トラウマ
エロ少なめ
BL初心者向け
ストーリー展開・心理描写がメインで、エロい要素がないので、BL初心者にもおすすめ★
また、2019年にアニメ化された人気作品でもあるので、読んで外すことはまずないと思います!
2020年に劇場アニメ化も決定しました!
ギヴン 4巻【あらすじネタバレ】まとめ
3巻の感想は以下の記事から
音楽活動に本気に取り組むことにした真冬は、秋彦の自宅に通うようになった。
音楽の知識を広げるためにだ。
そして真冬は、村田雨月という秋彦の同居人に出会った。
雨月は、プロのバイオリニスト。
秋彦の恋焦がれる相手であり、報われることがない相手だった。
雨月と秋彦の出会いは高校生の頃。
親の影響でバイオリンをしていた秋彦の前に現れた天才。
秋彦が、国内コンテストで1位だの2位だのを争っていた時に、雨月は海外コンテストで1位を取り続けて、才能を欲しいままにした天才だった。
雨月の圧倒的な才能に打ちのめされた秋彦は、バイオリンを「事実上」捨てた。
秋彦と雨月は、強烈に惹かれあった。
しかし、お互いの存在が世界で一番お互いのことを苦しめていることに気づいた。
雨月は、秋彦といると音楽に対して自由でいられなくなった。
秋彦は、自分にはない天性の才能を持つ雨月がそばにいることが根本的に苦しみだった。
お互いにその感情に気づいてからは、恋人関係に終止符を打った。
雨月は、秋彦のことが好きだし、ずっとそばに居たかった。
それでも音楽を愛していた。
ある日、春樹の元に秋彦から連絡が来た。
「泊めてくんねぇ?」と。
春樹は秋彦を迎え入れたのだが、頬には殴られた傷があった。
事情を聞くと、同居人(雨月)と揉めたらしい。(※春樹は雨月のことを知らない)
最初はたわいもない話をしていた2人だったが、秋彦は春樹の異変に気付く。
「何か隠しごとしてる?」と。
実は、春樹は元カノのバンドでサポートメンバーとしてベースを頼まれていた。
返事は一旦保留にしていたのだが、ギヴンのメンバーには誰にも相談できずにいた。
詰め寄る秋彦に、「お前には関係ない」と冷たくあしらう春樹。
その言葉にカチンと来た秋彦は、「お前、俺のこと好きなくせに逃げんの?」と、春樹を押し倒した。
そして強引に襲いかかる!!!
春樹は押し倒している秋彦の顔を見た。
とても辛そうな顔をしていた。
「そんな顔しないでよ、なんでもしてあげるから」
と春樹は言った。
しかし秋彦は
「お前にいっても、どうにもならない」と言った。
秋彦の言葉は、春樹の心を深く抉ったのだった。
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ギヴン 4巻を読んだ感想
4巻は、秋彦、春樹、そして雨月の恋愛模様が描かれています。
ここに来て初めて、秋彦と雨月の過去のシーンが描かれています。
2巻から雨月は登場しており、秋彦と意味深な関係が匂っていたのですが、4巻にしてついに真相が明るみになります。
立夏と真冬の恋も、(真冬の過去が想像以上に重かったので)紆余曲折ありましたが、秋彦と春樹の恋も一筋縄ではいかない雰囲気がプンプンです!
だって、秋彦と雨月は完全に相思相愛なんです!
お互いに好きでも上手くいかない恋って、BL漫画ではあまり描かれない関係性だと思うのですが、読んでいて心が痛くなるくらいにお互いの想いが伝わってくるのです。
雨月は一見、クールですました印象ですが、秋彦に対する想いは熱くてドロドロしています。
秋彦もそんな雨月に強烈に惹かれています。
しかし、その想いは、お互いをダメにする一方なのです。
雨月は音楽を愛しているのに、秋彦といると音楽に対して自由でいられなくなる。
秋彦は、自分にはない天性の才能を持つ雨月がそばにいることが根本的に苦しみ。
好き同士ならくっつけばいいじゃん?と軽く考えてしまっている私は、秋彦と雨月はレベルが高い恋愛をしているなぁ〜と、思いました。
素人目に噛み砕いて言えば、「恋愛」を取るか「夢」を取るか、そんな究極の選択なんでしょうね。
そんな報われない恋愛真っ最中の秋彦の前に現れたのが、春樹です。
春樹は何でも受け止めてくれる、広い心と温かさを持っています。
秋彦だけではなく立夏や真冬も、春樹に助けられたことも多いはずです。
春樹は好きな相手であり、思い悩んでいる秋彦に何かしてやりたいと思うのですが、「お前にいっても、どうにもならない」と言われて酷く傷ついてしまいます。
そして春樹は、長かった髪をバッサリ切ります。
願掛けのように、秋彦と出会ってから切らずに伸ばし続けてきた髪を切るのです。
春樹の中では、失恋したということになっているんですね。
それから秋彦への態度も冷たくなります。
秋彦は、そんな春樹のことが次第に気が気じゃなくなります。
ハイ。恋のベクトルがちょっとだけ変わりましたね
今までは、春樹が秋彦を影でこっそりと支えていたのですが、今度は秋彦が春樹を追う感じになったのです。
春樹が吹っ切れてから、秋彦も自分の本当の想いについて考えるようになったのでしょうか。。。
そんな感じで、4巻は終わります。
結局秋彦は、雨月と元サヤに戻るのか、春樹とくっつくのか分からない状態です。
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5巻の感想は以下の記事から