BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
エンゾウ「マザーズスピリット」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
筋肉ムキムキの褐色外国人が好きな人
異文化交流系のストーリーが好きな人
ちょっと変わったBL漫画を読んでみたい人
ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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マザーズスピリット『カップリング』
ルター族の若者 × 大学の教務課・事務
マザーズスピリット『BLジャンル』
外国人攻め
一途攻め
男前攻め
平凡受け
世話好き受け
大学生
コミカル
ピュア・純愛
すれ違い
切ない
あまあま
筋肉
褐色肌
マザーズスピリット 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
皇城大学の教務課・事務として働いている筒月稜一郎は、理事長と学長たっての希望により、とある留学生の面倒を見ることとなった。
その留学生とは、ルター族の若者。
ルター族とは、人並外れた身体能力と潜在的知識、さらには美しい容姿を兼ね備えたとても優秀な部族だった。
以前、理事長がルター族と交流を持ち、彼らの優れた能力を燻らせておくのはもったいないと思い、ルター族の若者を我が大学に留学させることにしたのだ。
学費はもちろん、渡航費、滞在中の家賃・生活費等もすべて免除されるというVIP待遇だった。
そんなルター族からの留学生の、日常生活の面倒を見ることになった凌一郎。
日本語どころか英語も喋れない、しかも遠く離れた島国の部族出身という未知の人物との共同生活に、憂鬱で仕方がなかった。
早速、留学生を迎えに空港にやってきた凌一郎。
そこには、立派な体格をして妙なお面をつけた男が立っていた。
そして、男は凌一郎には分からない言葉を残し、そのまま気絶した。
留学生はの名前は、カルタカといった。
カルタカは、気を失ったまま凌一郎の自宅で休んでいる。
前評判通り、ルター族の若者であるカルタカはとても美しい顔をしていた。
カルタカが目を覚ました。
カルタカは、気を失う前にルター語で「怖い」と言っていたことを、凌一郎は辞書で調べて知る。
それも当たり前。
普段は遠い島国のジャングルの奥地で現代社会とは隔離された暮らしていたカルタカなので、初めての海外はキャパオーバーになってしまったらしい。
言葉も通じない上に、現代文化も知らないカルタカとの生活が憂鬱で仕方がなかった凌一郎だったが、育ってきた環境も考慮せずに最初から投げ出すことは失礼だと感じた。
それから、カルタカと凌一郎の奇妙な同居生活がスタートする。
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マザーズスピリット 1巻を読んだ感想
筋骨隆々の褐色外国人が好きな方、お待たせいたしました！
『マザーズスピリット』は、かなりツボな作品になるはずです！
ストーリーも今までのBL漫画にない設定で面白いんですが、何と言っても私はカルタカの魅力にどハマりしてしまい、終始萌えまくりました。
まず、カルタカの見た目がツボすぎ！！
筋骨隆々でガタイが良いことはもちろん、鋭い目元がワイルド＆セクシーで、見ているだけでこちらもドキドキしちゃいます
しかも褐色肌に、顔面に民族特有の刺青を施しているというオプション付き
あぁ。。。「私の求める萌えが集約されている」そんな魅力いっぱいの作品でした！
BL漫画がたくさん世の中に溢れている昨今なので、どうしてもストーリー展開が似通ってしまう作品もありますよね。
でも、『マザーズスピリット』は、他の作品にはない唯一無二の設定＆展開でとても面白かったし、読み応えも抜群でした。
・・・もちろん、部族系のBL漫画は、長いBLの歴史の中でマニアックなジャンルとして確立されていたことは確かなんですが、ここまでしっかりとストーリーや構成をしっかり練られている作品は他に見たことないです！
（私調べですが）間違いなく部族系BLの頂点に君臨する作品だと思いました。
特に1巻で印象的だったのは、現代文化に一度も触れたことがないカルタカが、日本での生活に四苦八苦している姿です。
スマホやテレビ、水洗トイレなんかにも、驚きを隠せないカルタカ。
ジャングルではルター族の一員として、精悍でカッコいいイメージしかないカルタカなんですが、現代文化に触れ、驚いている姿とその反応は「かわいい」さ以外のなにものでもありませんでした！（笑）
そして、日本語を覚えたばかりのカルタカの拙い日本語力もかわいい
日本での生活ではどちらかというとかわいい印象の強いカルタカですが、時折見せるワイルドな野生美溢れるかっこよさが、これまた痺れます！！！
部族ものBLなので、カルタカと凌一郎の恋愛模様も終始ピュア。
カルタカの誠実で純粋な思いは、肉欲にまみれただれたBL漫画を読みまくっていた私の心を癒してくれました。（←そういった作品も好きなんですがねwww）
特に、カルタカと凌一郎が絆を深めていくシーン。
最初は嫌々だった凌一郎ですが、少しずつカルタカとの仲を深めていき、そしてお互いに掛け替えのない存在へと成長します。
見ているこちらが恥ずかしくなるくらいに、純愛＆ピュア以外のなにものでもないですよ！
純愛＆ピュアな作品ってシリアスな展開になりがちなんですが、『マザーズスピリット』は笑えて終始明るくて朗らかな印象の作品です。
もちろんシリアスな展開もありますが、心の底から暖かさが溢れ出てくるような・・・とても深みを感じる作品でした。
BL的な萌えが本編にたくさん散りばめられていて、そして心洗われるような純愛に、読後感はサイコーにハッピーな気持ちに包まれます。
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2巻の感想は以下の記事から
