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雷神とリーマン 2巻/RENA(ネタバレ・感想)雷遊が高校生に!?学園生活で大波乱!?

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

RENA「雷神とリーマン」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人

ほのぼの日常系のBLを読みたい人
ファンタジーBLが好きな人
ピュアでハートフルな作品にほっこりしたい人
ギャップ萌えをしたい人
BL初心者向け

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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

雷神とリーマン『カップリング』

雷神 × ゲイのサラリーマン

ライラ
ライラ
神様と普通の人間というすごい組み合わせのカップルです!!

 

雷神とリーマン『BLジャンル』

ファンタジー
人外攻め
男前攻め
俺様攻め
強気攻め
硬派攻め
健気受け
ほだされ受け
ゲイ
ほのぼの
エロなし
コミカル
ギャップ萌え
筋肉
泣ける
方言
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ライラ
ライラ
攻めが子供の姿と筋肉隆々な大人の姿の、2つのフォルムを持っているのですが、ギャップ萌えがやばいです!!!

 

雷神とリーマン 2巻【あらすじネタバレ】まとめ

1巻の感想は以下の記事から

雷神とリーマン 1巻/RENA(ネタバレ・感想)雷神と人間の種族を超えた絆に目頭が熱くなる!【BL初心者向け】 RENA「雷神とリーマン」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。 雷...

 

「学校というものに通いたい!」

雷遊の願望を叶えるべく、大村は学校経営をしている親族伝いに雷遊を学校に通わせることにした。

学校に通わせるといっても、戸籍のない雷遊は、授業には参加できない。
生徒として学校生活に潜り込むといった方が正解だ。

大村の父方の親戚である繭雛利久は高校生なのだが、「雷遊は実は雷神である」という事情を知り、学校生活では利久が雷遊の面倒を見ることになった。

 

利久には、仲の良い友人が2人いた。
まるで80年代のヤンキー漫画から抜け出してきたような時代錯誤なファッションをしている雅士と康晴という男だった。

目つきが鋭くて、偉そうな風体をしている雷遊に、すぐさま2人は掴みかかった。

しかし雷遊は神の力を持っているので、かなう相手ではない。
メンチを切ってきた康晴に少し触れただけで、康晴の体は勢いよく飛んで行ってしまった!

人間離れした桁違いの強さを誇る雷遊に、雅士と康晴は一緒んで惚れ込んだ。(←男として尊敬の意味で)

それから雷遊は、利久・雅士・康晴と4人で、学校の屋上で過ごすことが多くなるのだった。

 

友人もできて、学校生活は順調な雷遊。
そんな中、大村が出張に出かけることになった。

宿泊を伴う出張だったので、雷遊は初めて大村がいないひとりきりの夜を過ごすこととなる。

いつも当たり前のように側にいた大村がいない。
その空虚感は「寂しい」という感情であることを知る雷遊。

神様の雷遊は、今まで「寂しい」という感情をもちろん知らなかったわけだが、初めて感じた寂しさに、なぜか「自分が消えてしまいそうな」感覚に陥ってしまい!?

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雷神とリーマン 2巻を読んだ感想

雷神・雷遊と、ゲイサラリーマン・大村が紡ぐ絆を描いた本作ですが、今回は雷遊が高校生になります!

事情をすべて知っている大村の親族で高校生の利久が、雷遊の面倒を見ます。
高校生活もそうですが、プライベートでも友人と遊んだりと、雷遊は大村以外の人間とも絆を深めていきます。

 

学校生活の中で特に印象に残った名シーンは、いじめを受けている女の子・重山さんを雷遊が諭すシーンです。

いじめられている自分を卑下しまくる重山さんを、「笑っている姿が一番美しい」と、男前すぎるセリフを言います!!

めちゃくちゃキザで、キザ過ぎてちょっとくすぐったいセリフでもあるんですが、雷遊が言うと妙に説得力があるんです!

なんだか私も雷遊に諭されている気がして、思わず目頭が熱くなるシーンが何度もありました。

 

そして、2巻で一番印象を受けたシーンは、雷遊が初めて「寂しさ」という人間の感情を身を以て知ることです。

出張で大村がいない一夜を過ごした雷遊なんですが、なんともいえない空虚感・喪失感に襲われます。

そんな雷遊は、身体中に電気を帯びて「自分が消えてしまうんじゃないか」という感覚に陥ります。

寸前で大村が出張から帰宅し、雷遊は冷静さを取り戻すのですが・・・雷遊にとって「寂しさ」という感情を、初めて心で感じた体験なのです。

 

雷遊は「人間になりたい」という願望の元、今の大村との生活を送っているので、寂しさを知ることで、ほんの少し人間に近づけたということなんです。

嬉しいことなんだけど、私の中にはなんとも切ない感情もこみ上げてきました。

人間の感情を知るということは、雷神・雷遊にとっては諸刃の剣なのかもしれない可能性が、そのシーンから伺い知れたからです。

次巻以降は、どう展開していくのでしょうか?
雷遊は本当に人間になることができるのでしょうか?

乞うご期待です!!!

 

『雷神とリーマン』を読むことで、ほのぼのほっこりとした気分になれることはもちろん、締まるところは締まっていて、雷遊の言うセリフに感銘を受ける部分も多く、私自身も本作からたくさん学べることがありました。

過激な描写もなく、人物の心理描写が絶妙に描かれているので、BL初心者の方でもとても読みやすい内容だと思います。

ライラ
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まだ未読の方は、ぜひ読んでみてください!
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3巻の感想は以下の記事から

雷神とリーマン 3巻/RENA(ネタバレ・感想)人間の「寂しい」という感情を知った雷遊は、自分とは違う命の脆さ・儚さを知ることになり!? RENA「雷神とリーマン」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。 雷神とリーマン...
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