BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
RENA「雷神とリーマン」5巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
ファンタジーBLが好きな人
ピュアでハートフルな作品にほっこりしたい人
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雷神とリーマン『カップリング』
雷神 × ゲイのサラリーマン
雷神とリーマン『BLジャンル』
人外攻め
男前攻め
俺様攻め
強気攻め
硬派攻め
健気受け
ほだされ受け
ゲイ
ほのぼの
エロなし
コミカル
ギャップ萌え
筋肉
泣ける
方言
BL初心者向け
雷神とリーマン 5巻【あらすじネタバレ】まとめ
4巻の感想は以下の記事から

雷遊は大村と生きていくことにした。
人間として生きていくにあたり、戸籍をつくって大村の養子に入ることにした。
戸籍を作るということで、雷遊は人間の名前を大村から付けてもらう。
“雷”の文字は神である自分を象徴するものなので、“遊”の文字を取り「遊世」と名付けられた。
それから遊世は、神ではなく人間として大村とともに人生を歩んでいく。
差し当たり、大村の父親にも挨拶をすることにした。
大村の父は病気で先が長くない。
容態からして「これが最後の会話になるだろう」と察した大村なのだが、自分がゲイであること、遊世は大切な存在で養子縁組をすること… 本音を隠して誤魔化しながら父と会話をした。
そんな2人の様子をみた遊世は、父に正直に大村とのいきさつや関係を伝えた。
大村と長年の確執があった父だが、最期にはわだかまりも解くことができた。
それから、大村と遊世は人生を共に歩んだ。
2人の左手薬指には指輪が光っていた。
人間の大村は年々老いを重ねる。
神である遊世は出会った頃のまま。
果たして2人はどんな結末をたどるのか!?

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雷神とリーマン 5巻を読んだ感想
雷神とゲイのサラリーマンのほのぼの日常を描いた本作。
エロい描写は一切ないので、正直「BL」のジャンルではないのかもしれませんが、人間と神様が種族を超えた愛をつむぐ姿に感動をせざるをえない作品です。
5巻となる今作は最終巻となります。
前半は大村と雷遊のいつも通りのほのぼの日常が描かれていましたが、後半は涙腺崩壊の結末!
寿命がない神様と、寿命がある人間は、同じように老いることはできません。
大村と雷遊が心通わせても、一緒に添い遂げることは難しいのが現実で、本作はどのようなクライマックスで締めくくられるのか私もよく分かりませんでした。
ほら、よくあるじゃないですか。
神の力を使って大村も永遠の命を手に入れて、未来永劫2人で幸せに暮らすとか、
はたまた人の感情を知った神様が、人間に転生するとか、
大村と雷遊がハッピーエンドを迎えるストーリーは、ファンタジーの世界なので幾つでも思いつくはずです。
しかし本作は、どのハッピーエンドよりもリアルで…
そして限りある生命の尊さや残酷さがヒシヒシと伝わってきました。
結論から申すと、人間である大村は年老いてやがて死にます。
しかし雷遊は神のままなので年老いることなく、大村の死を見届けます。
クライマックスでは、大村と雷遊が生涯を共にした軌跡が描かれていたのですが、私はもうすでに涙腺大崩壊。
読むのが辛いくらいに、2人の別れのカウントダウンが始まっていることがとても切なかったです。
…この記事を書いている今も、気を抜いたら涙がこみ上げてきます(笑)。
大村の死を経て雷遊は、生きる“痛み”を知り初めて涙します。
「大村と一緒に老いたかった」と悔しくもなんとも幸せそうな涙を流します。
感情が無な神様が大村と出会って少しずつ人間の感情を知っていくのですが、雷遊が泣いたのは後にも先にもこの時一度だけです。
すると雷遊の体が消えてしまい、物語は終わります。
「???」
雷遊が消えた理由は詳しく描かれていないので詳細は不明ですが、神である雷遊も実は寿命があって天寿を全うしたのでしょうか。
はたまた涙を流したことで、人の形ではいられなくなったのでしょうか。
確か雷遊は悲しみや不安の感情を抱くと光の玉となり、存在も消えてしまうみたいな感じでしたよね。(4巻参照)
涙を流すことは感情が大きく揺れ動いた証拠ですから、精神が漂うだけの本来あるべき神の姿に戻ったのでしょうか。
何れにせよ私は、雷遊は人間に転生して、来世に転生した大村と幸せに暮らしているんじゃないかと想像しております。
生まれ変わった大村は、きっと女性です。
いや雷遊が女性でも良いですね^^
雷遊の「子孫を残したい」という願いもいつの日か叶うことを妄想しながら、『雷神とリーマン』のような魂揺さぶられる泣ける作品に出会えたことに感謝したいと思います。
また、本作を通じて私自身限りある命の尊さを考えさせられました。
この世に生を受けた宿命として「終わり」が来ることは避けては通れません。
大切な人との別れも必ずやってきて、心が抉られるほどしんどいものです。
しかしこれが「生きている」証であり、この世に生を受けたからこそのありがたくも切ない感情だということを、雷遊というひとりの神様を通して学んだ気分でした。
本作は基本的にほのぼのテイストで、人間と神様の交流が描かれています。
泣ける話も満載なので、暖かい気持ちになりながらも大号泣できる作品を読みたい人におすすめできます。
BLのジャンルとはズレるかもしれませんが、体が大きな雷遊が大村に甘えているシーンはBL萌えをたくさん堪能できるので、ぜひ読んでみてくださいね!
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