BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
寿たらこ「SEX PISTOLS」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
唯一無二の世界観溢れる神作BLを読みたい人
サイエンス系BLが好きな人
イイ男すぎる攻めたちをたくさん見たい人
たくさんのイケメンキャラの中から自分の推しキャラ・カップリングを見つけたい人
アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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SEX PISTOLS『カップリング』
高校生（魂現がジャガーの猫又の重種） × 高校生（猫又の先祖返り）
高校生（魂現がクロコダイルの蛟の重種） × 高校生（魂現が狼の犬神人の重種）
外国人（魂現がグリズリーの熊樫の最重種） × 高校生（魂現がツキノワグマの熊樫の中間種）
SEX PISTOLS『BLジャンル』
ファンタジー
俺様攻め（国政）
男前攻め（国政）
チャラ男攻め（米国）
俺様攻め（米国）
執着攻め（ヨシュア）
外国人攻め（ヨシュア）
年下攻め（ヨシュア）
やんちゃ受け（ノリ夫）
童貞受け（ノリ夫）
健気受け（藤原）
メガネ受け（藤原）
健気受け（熊樫）
ほだされ受け（熊樫）
身分差
体格差
コミカル
切ない
すれ違い
高校生
制服
SEX PISTOLS 2巻【あらすじネタバレ】まとめ
1巻の感想は以下の記事から
米国は蛟の重種。
両親ともに水中生物の魂現なので、自律神経が弱く、体温調整が難しい。
そんな米国にとって、女性とのセックスは欲望を満たすためだけではなく、体温を確保するための睡眠儀式でもあった。
加えて米国は、病的なほどに女好きで男嫌いだということでも有名だった。
唯一まともに男と話すのは、兄弟の国政を除き、クラスメイトで委員長の「藤原」だけだった。
藤原は普通の猿人（ヒト）なのだが、クラスに誰一人も話せない男子がいたら不便だからという理由で、米国は藤原ことを利用していた。
しかし藤原は、米国の打算的な行動を知りつつも拒めなかった。
藤原は米国のことが好きだからだ。
米国は、体温が下がった自分の体を温めるために、無意識に藤原の元に来ていた。
意識が混濁しているので、米国はいつもその時のことを覚えていないのだが、藤原はいつも献身的に米国を迎え入れた。
ところがある日、米国は緊急時はいつも藤原を抱いて自分の体温を上げていたことを知る！！！
男嫌いの自分が、藤原と関係を持つなんてありえない！！！
しかも藤原はサルなんかではなく、日本では絶滅したはずの狼（犬神人の重種）だったことが発覚し！？
その他にも、ノリ夫のことが好きだった熊樫先輩と、熊樫の最重種グリズリーであるヨシュア・マクベアーとの物語も収録！
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SEX PISTOLS 2巻を読んだ感想
『SEX PISTOLS』は2003年に連載がスタートした“BL神作”と名高い作品です。
もちろん私も連載当初から追いかけている作品なんですが、まだ恋愛もの一色で耽美色の強かった当時のBLにしては、『SEX PISTOLS』はめちゃくちゃ斬新な設定で、私の中のBL漫画の価値観を塗り替えてくれた思い入れのある作品でもあります。
2巻では、主に米国×藤原カップルがくっつくまでの話が描かれています。
並行して国政×ノリ夫カプの話も描かれているのですが、1巻後半にはノリ夫もほだされ本能的に国政のことが好きになっているので、相思相愛のイチャイチャしたカップルの様子を堪能できます。
※厳密に言えば、国政×ノリ夫カプに関しては、米国×藤原と違い、「恋」だの「愛」だのといったニュアンスで一緒にいるわけではないのですが、ハタから見るとラブラブのカップルです。（その辺の複雑な関係については後の巻に描かれています。）
2巻でなんといっても目を惹くシーンは、藤原の米国に対する健気さと、理性よりも何よりも本能で藤原を求めてしまう米国の姿です。
普段の米国は、それはもう胸糞悪さを感じるくらいに、藤原に冷たく当たったりします。
それでも藤原は米国のことが好きなことを止められないので、本当に健気に尽くします。
体温が低下して意識が混濁した米国を、いつも暖かく迎え入れ、自らの体を差し出します。
米国は、男相手に（しかも藤原）セックスをしていた事実にめちゃくちゃ驚くのですが、なんやかんや言いながらも、本能的に藤原を求めていて、藤原に言い寄る男に嫉妬なんかもしたりします。
紆余曲折経て、米国と藤原は心身ともに結ばれるのですが、そんな2人にご褒美があります。
それは、藤原の実の正体に関してです。
藤原は、今まで猿人として生きてきたのですが、「好きな人と結ばれたら解ける」という暗示を両親からかけられていて、実は犬神人だったのです。
しかも日本では絶滅されたとされている狼の重種。
黒髪眼鏡の地味めな藤原が、白髪のキラキラした美男子にチェンジします（笑）。
位が高い人同士は、やはり惹かれ合う傾向にあるのでしょうか・・・
藤原ギャップにめちゃくちゃ萌えてしまいました！！
その他にも、2巻ではノリ夫のことが好きだった熊樫先輩と、熊樫の最重種グリズリーであるヨシュア・マクベアーとの話も収録されています。
熊樫のことを幼い頃から思い続けていたヨシュアと熊樫の、あま〜いお話です。
米国・国政とは違い、ヨシュアは俺様なんだけど、ヨシュアに対してだけ一途で健気なんです！！！
対する熊樫先輩は、ちょっと乙女が入っている健気な受けタイプ・・・。
そして2人は、熊だけあって体格は厳ついです
また違った雰囲気のカップルが追加されましたね
唯一無二の世界観溢れる特殊なBL作品を読み込みたい人、サイエンス系のBLが好きな人、神作と名高い作品を読んでみたいという人には、きっと刺さる内容です！
みなさんもきっと、気づけば斑類の世界の虜になるはず！！
そして、イケメンパラダイスの中から、あなたお気に入りの推しキャラ・推しカプがきっと見つかるはずです！！
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3巻の感想は以下の記事から
