BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
腰乃「滅法矢鱈と弱気にキス」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- コミカルで笑えるオメガバース作品を読みたい人
- 健気でいじらしい受けにキュンキュンしたい人
- 成長とともに男前度が上がる攻めにドキドキしたい人
- ストーリー・心理描写を重視した作品を読みたい人
- 腐女子人気の高いBL名作を読みたい人

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滅法矢鱈と弱気にキス『カップリング』
高校生(α)
×
研修医(Ω)
年下
強気
ほだされ
やんちゃ
童貞
β→α
制服
強気
ツンデレ
健気
Ω
滅法矢鱈と弱気にキス『BLジャンル』
ケンカップル
コミカル
笑える
ほのぼの
切ない
滅法矢鱈と弱気にキス 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
変転童貞α男子高生×ブアイソ処女Ω研修医のDestinyラブ!
第二次性別検査で初めてαの結果が出た男子高生・横須賀。
両親ともβゆえに驚きと動揺を胸に、義務付けられた国の少子化対策説明会へ出向くと、
「フィーリングカップルGOGO!!お見合い会場」という文字が踊る看板がお出迎え…!
横須賀は、一抹の不安を抱きつつ歩を進めると、そこには可憐で可愛らしい女子Ωちゃんが大勢いた。
「相性の良い娘が見つかったら彼女ができる!?」と俄然やる気になって相性診断に臨む横須賀だったが、92%と超レア最高クラスの相性を叩きだしたのは無愛想で目付きの悪い…男Ωの静香だった。
現実を受け入れがたい横須賀…
気づけば静香と言い合いになり、人目を気にした静香は、横須賀をトイレの個室に連れていくことにした。
個室に着いた途端、(運命の番だからなのか)お互いがお互いのフェロモンに反応して体が熱くなる。
気持ちは拒否をしていても、横須賀は静香に欲情している様子で、流されるまま静香に下半身を露わにされ扱かれ、達してしまう!
おまけに、静香から出たオーラの球のようなものを体につけられた横須賀。
その球は何をしても取れる気配がない。
球が体に付いている嫌でも静香のことを考えてしまう。
しかし、ある瞬間に急に球が体から離れる。
コロコロと転がっていく球を追いかけた横須賀は、足が滑って階段から落ちて大怪我をしてしまうのだが!?
搬送先の病院は、なんと静香が研修医として働く病院で!?

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滅法矢鱈と弱気にキス 1巻を読んだ感想
腰乃ワールド全開のオメガバースBL!
今作もたくさん笑わさせてもらいました。
本作を読んでまず思ったのは、攻め(横須賀)と受け(静香)の関係性が、どのカテゴリーにも属さない斬新さです。
大まかにくくるとケンカップルな気もするのですが、厳密に言うとなんか違う…そんな不思議な2人が織りなす作品でした。
お見合いで初対面した横須賀と静香は「相性最高カップル(運命の番)」に認定されるのですが、静香が男Ω(しかも長身で男っぽい)ということで、横須賀がドン引きします(苦笑)。
もともと横須賀はβ→αの転換なので、恋愛や性癖に関してもドノーマル。
突然「相性の良い番はこちらです!」と、男Ωの静香を紹介されたわけですから、ショックを隠しきれないんですね。
一方の静香は、やっとこさ自分と相性の良い番が現れたとのことで、なりふり構わず横須賀にアプローチ。
でも、横須賀は女の子のΩが良いので、静香からのアプローチを全力で拒否し続けます(苦笑)。
こんな2人のやりとりが滑稽で面白くて、なんども笑ってしまいました。
ビッチ系の襲い受けΩとかじゃなくて、健気ながらもしたたかな静香みたいな肉食系Ωは、BL界広しといえ見たことがないので、私はすぐに静かに心を鷲掴みにされ応援したくなりました。
その証拠に、あれだけ静香のことを避けていた横須賀も、少〜しずつほだされていくのですから(笑)。
ケンカップル?と呼んでいいのか分からないのですが、横須賀と静香のラブ攻防はお腹を抱えて笑えるので必見ですよ!
大怪我を負ってしまった横須賀は、入院生活を余儀なくされます。
入院先の研修医として勤めていたのが、静香。
お見合い以来、もう静香と会うことはないと思っていた横須賀ですが、まさかの再会にいろんな意味で驚きます。
まさに運命なんですね><!
しかも、怪我のせいで自力で動くことも困難なため、要介護が必要な状況…ということで、静香に頼らざるを得ないんです❤️
また、この作品特有の設定なんですが、Ωは好きなαを「守る・治癒できる」ことができるような特性を持っているようで、そのかいもあって、横須賀はみるみるうちに怪我が治って行きます。
医者と患者という関係からも、αとΩという関係性からしても、なんやかんやで横須賀は静香がいないと生きていけない体になっていっているようで、萌え〜><!
1巻時点では、まだまだ静香の想いが通じてない現状なんですが、確実に横須賀の心に静香が侵食していってるのは確かなので、今後の展開が楽しみです❤️
1巻一番の萌え&笑ったポイントは、静香からの逆プロポーズです!
「逆じゃない?」と、突っ込みたくなるような唐突すぎる展開に、私もつい声を出して笑ってしまいました。
強気ながらも健気に尽くす静香、そしてどんどんとαみが出てきて男らしくなる横須賀の恋愛模様は読み応え抜群!
腐女子人気も高い名作で、ハイテンション&コミカルなオメガバース作品にお腹がちぎれるほど笑ってくださいね。
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次巻の感想は以下の記事から
