ケンカップル
恋人同士
親にカミングアウト
あまあま
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
犬井ナオ「ミッドナイト・コンフリクト ACO」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- コミカルで明るい話を楽しみたい人
- ピュアな恋模様を楽しみたい人
- ハラハラし過ぎないほっこりストーリーに癒やされたい人
- あまあまでほっこりした作品を読みたい人
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ミッドナイト・コンフリクト『カップリング』
料理人を目指すコンビニ店員
×
サラリーマン
コンビニアルバイト
年下
強気
ゲイ
サラリーマン
スーツ
強気
ツンデレ
ゲイ
黒髪
ミッドナイト・コンフリクト『BLジャンル』
サラリーマン
スーツ
年下攻め
ツンデレ
ゲイ
恋人同士
ケンカップル
ほのぼの
あまあま
ラブコメ
コミカル
しかし、ベッドの中の2人のギャップに注目！
ミッドナイト・コンフリクト ACO【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
顔を合わせる度に喧嘩ばかりしていた恒介と篤が正式に付き合いはじめて、三ヶ月。
恒介は“いつか料理人として仕事をする”という目標を胸に、コンビニのアルバイトを続けている。
そんなある日、旅館の板前をしている父から「また恋人を連れて手伝いに来い」と言われ、2人で伊豆の旅館に向かうことに。
旅館の女将である恒介の母は、愛想よく接客にあたる篤の姿を見てべた褒め。
さらに、篤はもともとゲイで年上好きなため、恒介の父に対しては3割増で愛想がよく、デレデレ状態。
篤は必要以上に、恒介の家族に馴染んでいた。
恒介は有給を使って手伝いに来てくれている篤へのお礼代わりに、豪華な料理を振る舞う。
篤は喜んでスマホで写真を撮りまくり、夜になれば積極的に誘ってきた。
その後も一緒に温泉に入り、夜景を見に海辺に向かったり。少し前に父親とモメていたときからは考えられないほど、平和な時間だった。
恒介は、いつかは篤の親にも挨拶したい、と願うようになっていく。
しかし篤は、女手一つで育ててくれた母に変な心配をかけたくなくて、ゲイであることは隠しているという。
そもそも篤は昔からかなり年上の人とばかり関係を持っていて、篤は本気でも相手はそうじゃなかったりという付き合いしかしたことがなく、まともに付き合うのは恒介が初めてだったのだ。
だから篤にとっては親に恋人を紹介するなんて、まったくもって現実的な話ではなかった。
ところが旅行が終わって間もなく、篤の家に母が突然の訪問！
恒介の手入れが行き届いた篤の部屋を見た母が、「片付け苦手なアンタの部屋がこんなに片付いてるなんて！彼女がいるのね？！」と大騒ぎし始める。
困り果てた篤が恒介に相談すると、その場に居合わせた恒介のバイトの同僚・みちこが「私が彼女のフリしますよ！」と言ってくれた。
そして恒介も、親にゲイであることがバレたときの大変さは身を持って理解している。
そんな恒介の後押しもあって、篤は母にみちこを彼女として紹介することにし、ゲイであることを隠すと決意するのだが…？
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ミッドナイト・コンフリクト ACOを読んだ感想
今回紹介する『ミッドナイト・コンフリクト ACO』は、シリーズ第3巻にあたる人気作です！
第1巻の『ミッドナイト・コンフリクト』では、攻め・恒介と受け・篤の出会いからセフレになるまでの過程が描かれていました。
お互いに第一印象は最悪なのに、売り言葉に買い言葉でうっかりエッチしちゃったら身体の相性がめっちゃ良くて…というところから始まるアダルトなラブストーリー。
そして第2巻の『ミッドナイト・コンフリクト KGS』では、攻め・恒介が美少年と出会ってちょっぴり仲良くなるものの、受け・篤がヤキモチ妬きまくり…というオイシイ展開がありました。
身体の相性がいいからヤってただけの2人が、すったもんだの後にようやくくっついたわけですが、『ミッドナイト・コンフリクト ACO』では、その後の2人が描かれています。
第1巻の時点で篤は恒介の両親に挨拶済みですが、当時は2人の関係はセフレ未満。
あくまで篤は“恋人のフリ”をしていただけでしたよね。
今回は正式に恒介の恋人として訪問したということで、前回はなかった素敵なシーンがチラホラ登場しています！
特に素敵なのが、恒介の実家で恒介のアルバムを篤が見るシーン。
小さい頃の恒介を見て、篤は楽しそうにしてるかと思いきや、アルバムの隙間からヒラッと恒介と元カレのラブラブ写真が出てきてしまうんです！
恒介と篤ってもともと、お互いのことがぜんっぜんタイプじゃないじゃないですか。
篤はオヤジ好きで、年上にしか興味がなかったし、恒介は可愛らしい美少年が大好き。
そんな2人が今となってはラブラブっていうシチュエーションも堪らないところなんですが、恒介の可愛い元カレを見てムッとする篤の姿がまた最高でした！
恒介と篤は相変わらずのケンカップルではあるものの、ちゃんとお互いのことを大事に思ってるっていうのが漫画の随所から感じ取れるんですよ。
これぞ理想のケンカップル！！と、読んでいてほっこりさせられました。
そして大事に思ってるからこそ、篤はめっちゃ迷うんです。
合理主義で理性的な篤はずっと“ゲイなことをバラして母親に無駄な心配をかけるくらいなら言わないほうがいい”と思って生きてきました。
だけどいざ母親を前にして、恒介が「俺は篤の友達です」って言ってるところを見ると“恒介に嘘吐かせてまで、俺は何をしてるんだろう”って罪悪感のようなものを感じちゃうんですよ。
自分が嘘吐くことや、みちこを巻き込んだことは二の次。
篤は恒介に嘘を吐かせたことを気にしまくってオロオロしちゃうんです。
そんな篤は結局、母親にゲイであることを明かすのか？！っていうのが大きな見どころ。
全体的に明るく、平和なラブコメディに仕上がっています。
読むと元気を貰える楽しい作品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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次巻の感想は以下の記事から
