BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
左藤さなゆき「ロマンチック・ラメント sequel」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ドラマチックなオメガバースBLを読みたい人
- ドキドキハラハラするBLを読みたい人
- 包容力抜群で男前すぎる攻めに胸キュンしたい人
- ストーリー・心理描写を重視した作品を読みたい人

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ロマンチック・ラメント sequel『カップリング』
大学生
×
大学生
大学生
男前
硬派
一途
黒髪
大学生
健気
不憫
ほだされ
ロマンチック・ラメント sequel『BLジャンル』
ドキドキハラハラ
あまあま
切ない
感動
恋人同士
ロマンチック・ラメント sequel【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から

この漫画はオメガバース作品です。
オメガバースとは?
BL界で確立されたジャンルのひとつ。
男女の性別の他に、「α(アルファ)」「β(ベータ)」「Ω(オメガ)」という3つに分類され、性別とはまた別の性が存在する物語上の設定。
- α・・・容姿端麗・頭脳明晰で、社会的地位の高い人たちのほとんどがα。立ち回り的に「攻め」になることがほとんど
- β・・・人口の割合で一番多く、一般的な人種
- Ω・・・繁殖能力に非常に長けた人種。社会的地位が低い。男性でも妊娠可能で、立ち回り的に「受け」になることがほとんど
Ωの旭は、3年付き合った恋人(α)がいたのだが、恋人が“運命の番”と出会ってしまったがゆえにアッサリと振られてしまう。
そんな時出会ったのが、元恋人の双子の弟・煌臣。
紆余曲折経て2人は恋人…そして番になり、順風満帆に暮らしていた。
煌臣はとにかく旭に甘い。
特に体調の変化には敏感で、食の細い旭を気にかけたり発情期はもちろん生活面でも旭をサポートしている。(ちなみに煌臣と旭は同棲もしている。)
旭の友人たちも2人のあまあまな関係を感心するほどで、「めっちゃ愛されてるね〜」と友人から言われた旭は、とても幸せで満たされた気分になった。
ある日、旭は煌臣を迎えに理系のゼミ棟に向かった。(煌臣と旭は専攻が違う)
理系のゼミ棟にくることなんてないので、キョロキョロと煌臣の居場所を探していたら、1年生の男子生徒(遊真)とぶつかってしまう!!
旭は遊真を見た瞬間、心臓がドクドクいった。
一瞬だけ手と手が触れ合ったのだが、ピリッと電気が走ったみたいな感覚に陥った。
遊真と別れたあと、彼の残り香なのかほのかにカラメルのようないい匂いがした。
「イケメンすぎて謎の迫力があった」と旭は特に気にも止めなかったが、体(本能)は遊真から“何か”を感じ取っていた。
帰宅後、煌臣は旭からほのかに香る「他の男の匂い」に気づく。
煌臣はつい感情的になってしまうが、旭は何のことか分からない。(Ωは番になったαのフェロモンしか感じることができない)
もしかして…と、理系のゼミ棟で知らない男とぶつかったことを煌臣に伝えた。
ひょっとしたらその男は、αだったんじゃないかと。
煌臣は「お前から俺以外の匂いがしてカッとなった」と謝り、「上書きするぞ」とそのまま2人はセックスになだれ込むのだった。
翌日、大学にて。
旭は昨日ぶつかった男(遊真)と再会した。
遊真は後輩のようで、しかも煌臣とは知り合いのようだった。
旭は遊真と一緒にいると突然、発情のような感覚に陥ってしまう!
察した遊真は「やっぱり俺の運命だ…」と、旭に迫り!?
それから旭はパニックに!!!
その場に煌臣もいたので、煌臣はしっかりと旭に自分のフェロモンの匂いをかがせて医務室へ連れて行った。
「運命の番」が原因で元恋人にアッサリと捨てられてしまった経験がある旭は、人一倍“運命”に敏感である。
番(煌臣)がいるにも関わらず、他のαに発情してしまった自分は捨てられるんじゃないかと怖くなった。
もう二度と運命に振り回されたくないと思うも、遊真は旭に固執し、煌臣との関係にも暗雲が立ち込め!?

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ロマンチック・ラメント sequelを読んだ感想
大人気オメガバースBL第2弾!
運命の番について考えさせられる感動作で、前巻は「なるほど、オメガバースはこういった解釈もありなのか〜」と、新たな扉を開いた気分になりました。
オメガバースを読む楽しみのひとつとして「運命の番」というキーワードは切っても切り離せません。
実際に「運命の番」について描かれている作品も多く、現実ではあり得ないドラマチックな展開に、ドキドキする方も多いのではないでしょうか。(もちろん私もその一人です。)
本作での恋愛観は“運命”という決められた本能ではなく「心」でパートナーを選ぶ大切さにフォーカスされています。
オメガバースBLは特に「運命」ばかりにフィーチャーされがちですが、本来恋愛とは“心”で育むものということを改めて気づかされました。
本能や運命以前に、心がなければ何の意味もないことを、煌臣×旭カップルを見て前巻はとても感銘を受けたんですね。
心からの絆で結ばれた2人を見届けたので、2巻はあまあま蜜月期?と淡い期待を抱いていたのですが・・・
さらなる波乱が煌臣と旭の前に立ちはだかります。
なんと!今度は旭の運命の番・遊真が現れたのです!!
しかも遊真は、煌臣の従兄弟。
ちなみに、旭の元恋人・誠臣(煌臣の双子の兄)も、旭の友人と運命の番だったので、よくもまぁこんな狭い世界で運命が続くな…と思いました(笑)。
というか旭が不憫すぎます><!!
誠臣に「運命の番が現れたから」と捨てられた時点で、旭は「運命の番」に関して相当なトラウマが植え付けられてしまってるはずです。
それだけでも可哀想なのに、今度は自分が運命の番に出会ってしまうのですから><!
言動や心で遊真を拒否しても、(煌臣という大切な番がいながら)遊真のフェロモンに反応してしまう自分が許せなくて仕方ないんです。
しかも面倒くさいことに、遊真は家庭環境の影響で運命の番絶対信者なんです…。
ちょっとやそっとじゃ食い下がらないのですから、もう読んでるこちらもハラハラ><!
遊真が距離を詰めることは旭の負担にもなるので、本当に見ていて不憫で仕方ありませんでした。
運命に振り回される旭。
そんな旭を心身ともにサポートするのが煌臣です。
煌臣は、最初から最後までスパダリでした❤️
1巻登場当初は若干塩めのクール男子?って感じでしたが、2巻は溺愛攻めに変貌していました❤️
それだけ旭のことを大切に思ってるんですね!
2巻では特にメンタルが不安定になる旭だったのですが、献身的にいつも側で支えてるのが煌臣です。
遊真への牽制もしっかりとしてましたし><!
そして、誠臣カップルのその後についても触れられていたのですが、「運命」でくっついてしまった2人の奇しくも切ない結末が待っていました。
もちろん運命の番同士でうまくいくこともあるのですが、みんながみんなそうではないことは当然…
恋愛の数は人の数に比例して多種多様なのだな、と改めて考えさせられました。
運命の番に振り回される旭が不憫&ドキドキハラハラする展開が目白押しですが、運命の番よりもよっぽど「運命的」でドラマチックな展開に涙必須!
今までのオメガバースの常識を覆すような作品に心打たれたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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遊真主役のスピンオフ感想は以下の記事から
