男前攻め

副音声はうるさい十分に/英子(ネタバレ・感想)心の声がうるさすぎる上司・野崎とその部下・西田の新感覚すれ違いラブ!

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

英子「副音声はうるさい十分に」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

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  • お互いの気持ちダダ漏れな変わった設定のBLを読みたい人
  • 2人の恋愛を「壁」として見守りたい人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

副音声はうるさい十分に『カップリング』

サラリーマン(上司)
×
サラリーマン(部下)

野崎(攻)

サラリーマン
男前
穏やか
天然
スーツ

西田(受)

サラリーマン
寡黙
健気
天然
スーツ

ライラ
ライラ
両片思いの関係性です!

 

副音声はうるさい十分に『BLジャンル』

オフィスラブ
両片思い
すれ違い
ラブコメ
体だけの関係

ライラ
ライラ
なかなかくっつかない2人に、焦れ焦れしちゃいました(笑)

 

副音声はうるさい十分に【あらすじネタバレ】まとめ

サラリーマンの野崎は、部下の西田に美術館に誘われた。

野崎は西田と美術館に行くことを「デート」といって楽しみにするくらいに、西田のことが好きだった。

美術館に行くために、野崎を自宅まで迎えにきた西田。

浮き足立つ野崎だが、西田に気持ちを悟られてはいけない。
いつも通りスマートに… 平静を装いながら野崎は西田と接した。

 

一方の誘った方の西田も、緊張をしていた。

昨日思い切って野崎を美術館に誘ったのだが、これが最初で最後のチャンスと思っていた。

西田は野崎を飲みに誘うのだが、いつも困った顔でお断りをされ、野崎に避けられている気がしていた。

西田も、野崎のことが好きだった。

 

美術館が開館するまでまだ時間があったので、野崎は西田を部屋の中に招き入れ、お茶をすることにした。

会話を楽しみながら時間を潰した2人。

そろそろ美術館に行こうかと野崎が席を立ったところ、西田が野崎の腕を掴んだ。

もっと野崎と2人きりで過ごしたいと思った西田は、無意識に手が勝手に伸びてしまったのだ。

 

西田は言葉に困るも、話の流れで野崎から「いい子」と言われていたので、西田は「いい子にはご褒美をくれませんか?」と野崎に言う。

そこから2人は、体の関係に進展してしまうのだが!?

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副音声はうるさい十分にを読んだ感想

“腐女子は「壁」である。”
と良く表現されますが、本作を読んで再確認。

私はやっぱり壁です(笑)。

イチャコラしている男×男の絡みを、ただただ見守りたい!

そんな欲望を心ゆくまで満たしてくれるのが本作でした。

 

『副音声はうるさい十分に』と変わったタイトルですが、まさにタイトル通りで、上司・野崎(攻め)と部下・西田(受け)の両片思いの様子を、2人の心理描写を追いながら読むことができます。

本当に「うるさい!」と思ってしまうくらいに(笑)、お互いの気持ちがダダ漏れ状態で描かれています。

野崎と西田が発するセリフ以外にも、お互いがお互いに対して感じている思考もすべて書かれているので(モノローグみたいな)、文字が多いです(笑)。

だから視覚的に見にくくならないように、野崎が考えていることは「青色」、西田が考えていることは「赤色」と工夫がされているくらいでした(笑)。

 

野崎と西田は両思いなんですが、私たち読者のように相手の心の声が見える訳でないので、お互いの本心は分かっていません…。

だからお互いに片思いしていると思っており、相手の負担にならないように体裁のいいセフレとして重たくならないように接します。

絶妙に2人の思考がすれ違っていてなかなかもどかしいのですが、読んでいて切なさを感じさせないところもポイント。

セフレ→朝まで一緒に寝る→休日も一緒に過ごす→野崎の家に西田のものが増えていく…といった風に、気持ちがすれ違っているにも関わらず、どんどんと恋人っぽくなっていきます。

なぜなら、2人が「両思い」だから。

相手のことを思うが故にネガティブな思考になってしまうのですが、なんやかんやで想い合っていると自然となるようになるもんなんですね(笑)。

本来なら、両片思いの切なさを感じるべく部分なのに、甘みのある焦ったさで…
そのアンバランスさに最高の読み応えを感じました。

私たち読者は、キャラクターの発するセリフも考えていることも全部分かってしまうので、「本音と建て前」が見え隠れした大人の恋愛の駆け引きのようなものをも楽しめますよ。

 

また、本作が秀逸なポイントは、セックスシーンで回を重ねるごとに一切の思考が登場しなくなるところです。

もちろん最初はそれぞれの思考(副音声)が書かれていたのですが、次第にその思考も吹っ飛びます。

セックスしている時の2人は、本音や欲望をそのまま相手にぶつけているという証拠でもあり、めちゃくちゃキュンキュンしました❤️

副音声がうるさい分、副音声が聞こえなくなり静かになった2人のやり取りは「本心」そのものなので、必見ですよ!

 

結局1巻時点では、最後まで野崎と西田が恋人になることはありませんでした。

確かに思いを添い遂げてしまったら、せっかくのすれ違い副音声の楽しみもなくなってしまうので、もう少し両片思いのモダモダを見守りたい気持ちもあります。

2巻が楽しみです!

ライラ
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