BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
三ツ矢凡人「秘め恋」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
ファンタジーBLが好きな人
幼なじみ同士の絆にドキドキ&きゅんきゅんしたい人
ほのぼのしたテイストの作品を読みたい人
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秘め恋『カップリング』
高校生 × 高校生
秘め恋『BLジャンル』
ファンタジー
やんちゃ攻め
執着攻め
一途攻め
美人受け
健気受け
一途受け
ラブコメ
ファンタジー
ほのぼの
両片思い
切ない
幼なじみ
褐色肌
秘め恋【あらすじネタバレ】まとめ
三日月村は昔からの風習で、村を災いから守り繁栄を確かなものとするため、狐一族の末裔と、狐の嫁の末裔として婚姻の儀式を行う習わしがあった。
婚儀の内容は「セックス」。
狐一族の末裔である稲荷九郎と、狐の嫁一族の末裔である一尾彼方は、18歳となった今、儀式で契りを交わすこととなる。
この儀式を行わないと、「村に災いをもたらす」とも言われており、逃れられない。
九郎はこの言い伝えをあまり信じていないようで、儀式に乗り気ではないようだが・・・
「このまま2人で逃げねぇ?」
「俺は嫌だ」
と、九郎はあまり儀式に乗り気ではない様子が伺えた。
その日の夜、花嫁衣装に身を包んだ彼方と、狐のお面をかぶり正装した九郎は、儀式を始める。
お面をつけていて、九郎の表情が分からない。。。
いつもと違う雰囲気の九郎に急に不安になる彼方は、急に不安になり泣き出してしまう。
その様子を見た九郎は、お面を取り彼方を慰める。
儀式中にお面を取ることは禁止されている。
しかし九郎は、「お面をちょっと外したくらい、誰にもわかんねぇよ」と言い、彼方を慰め、この日は結局最後までセックスをせずに終わるのだが・・・
翌日、様々な不幸が村を襲うこととなり!?
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秘め恋を読んだ感想
両片思い尊し!!!
幼なじみ同士っていうのが、尚更良かったです!><
お互いがお互いのことを思いあっている姿に、たくさん胸キュンさせてもらいました
本作は、「田舎」×「儀式」×「和風ファンタジー」という要素が組み合わさったBLです。
閉鎖的な田舎の習わしで完全に時代錯誤なんですが、BLだからなんでもあり!
むしろ萌えてしまう最高のシチュエーションに仕上がっております ><
さて、本作で私が一番萌えたシーンは、やはり最初の儀式のシーンです。
村の運命を背負う大事な儀式ということで彼方は相当なプレッシャーを抱えています。
しかも、当日いつもと様子の違う九郎に急に不安になって泣き出してしまうんです。
そんな彼方をみて、九郎は気遣ってお面を取るのですが、九郎の姿を見た瞬間の彼方の表情は安心しきった顔つきに変わります。
九郎が彼方を思いやる気持ちが読んでいるこちらにも伝わってきて、それはもう胸キュンしっぱなし!
暖かい気分に包まれました
儀式や風習とか無意味だと思っている九郎は、結局掟を無視してお面を外し、さらには最後まで彼方を抱きません。
それはなぜかというと、彼方をこんな形で抱きたくないことはもちろん、好きな人(彼方)が好きではない自分に抱かれることが、彼方のためではないと思ったからなんです。
お察しの通り、九郎は彼方のことが好きで、彼方のためを思い儀式に乗り気ではなかったのです。
九郎!男前すぎ!!!
もちろん、彼方も見るからに九郎のことを信頼しきっているし、九郎のことが大好きなので完全なる両片思いなんですよね><!!!
2人が心身ともに結ばれるのは、その儀式中ではないのですが、両片思いが晴れて恋人同士になった時の多幸感ときたらっっ
尊すぎる展開でした!!!!
私も、幸せのおすそ分けをたくさんいただきました
和風ファンタジーが好きな人はもちろん、幼なじみ同士のカップリングが大好きな人はきっとハマる作品です。
個人的には、九郎の褐色肌なビジュアルも大好きだったので、褐色肌萌えの方も是非チェックしてみてくださいね!
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